ヒューゴの不思議な発明を見たのだ ネタバレなのだ

映画館でも見たヒューゴをまたみた。




予告編で感じる冒険活劇のイメージは、見ている間にかわっていく。
前半でキャラクターごとの表情や舞台の書き込みの気合はいりっぷりに魅了され、
後半では映画の舞台裏で夢を作ろうとする人たちや現実の映画史とフィクションを混ぜ込んだ物語に、グッとくる。

個人的な事になると、映画スタジオのシーンは、「映画の世界を再現」する、USJにいた頃を思い出したりしていた。

ヒューゴのセリフがいい。
「役割、目的を失うと人は壊れてしまう。」
「世界が一つの機械とすれば、誰にでもパーツとしての役割がある」

公安官のキャラクターにも笑ったよね。
厳しい厳しい融通きかなさそうなキャラクターながら、自ら語る育ちがちょっと切ないんだ。
孤児院で育ち、一人で生きていく方法を習ったという彼もまた、
勇気を出して絆を作ろうとしていく過程にも心ゆるみまくりです。

幼くしてより所もないヒューゴが、やっと見つけた目的を奪われそうになり、にげようとするシーンにちょっと泣く。泣くよありゃ。

ジョージがおもちゃとお菓子屋をやっているのも、
生きがいをなくしながらも夢を与えたいと言う思いが根底にあったゆえだったんだろうか、
とか考えた。


こちらは作中で語られている月世界旅行。(字幕あり。なしでもいいかもしれない。)
http://www.youtube.com/watch?v=HSZ8QmCOAX4
これを見てからヒューゴを見るといいかもしれない。

ポンキッキバージョン
http://youtu.be/2iwEyX8TF-o
これ見てたなー。懐かしい。歌もいい。

映画が好きな人、みんなにオススメです。

コメント